【訪問日:2013/12/2】
東洋のグランドキャニオンと呼ばれる館の岬。乙部町のみなさんはこの岬を見ると、地元に帰ってきたな~と落ち着く岬だそうです。その白亜の断壁は確かに他の海岸線の風景とは一味違います。ちょっと車を停めて降りてみると、日本海の風が身にしみる!そして気になる石碑が。これは「悲恋の碑」といって、天保元年(1830年)、与作と呼ばれる漁師が、親方の息子が結婚を望む、お岩という女性と恋に落ち、この世ではかなわぬ恋と冥土で結ばれることを願って館の岬から身を投げたという、悲しい恋をしのぶために建てられたものなんですって。冥土で結ばれているといいですね。悲恋の碑の前から見る館の岬は悲しくも、美しい絶景ポイントでありました。
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