旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

開陽丸

開陽丸

幕末に活躍した軍艦が江差沖に沈没したのを、建造当時の設計図を基に原寸大で復元した施設。内部には引き上げられた砲弾など約3千点の遺物が展示されています。大砲の発射や砲弾の重さ、引揚物の保存処理ができるコーナーもあり、見るだけでなく体験しながら開陽丸のことや幕末当時の情勢などを学ぶことができます。

開陽丸は幕末の最末期にオランダで建造、日本に回航されてきましたが、榎本武揚ら旧幕府軍の手によって江戸湾から脱し、当時最先端の軍艦として戊辰戦争・箱館戦争で活躍しました。しかし、明治元年11月15日に江差沖で暴風雪のため座礁・沈没しました。土方歳三がその沈没の様子を見て悔しがり、涙を流した「嘆きの松」が江差沖を見渡せる旧爾志郡役所前に現存しています。

 

名称 開陽丸
ふりがな かようまる
郵便番号 043-0041
住所 北海道檜山郡江差町字姥神町1番地10
電話 0139-52-5522
営業時間 9:00~17:00(入場券販売は16:45まで)
定休日 4月~10月:無休 / 11月~12月:月曜日・祝日の翌日(但し祝日が月曜日の場合、翌日と翌々日が休館) / 1月~3月:冬季閉館
営業期間 4月~12月
料金 大人500円、小中高生250円(15人以上は1割引) (※料金は2014年時点)
駐車場 有り(無料・大型バス可)
ホームページ 開陽丸青少年センターHP: http://www.kaiyou-maru.com/
お問い合わせ先 一般財団法人 開陽丸青少年センター『えさし海の駅 開陽丸』

※本ページ記載の情報は取材時点のものです。

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