旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

姥杉 (乳母杉)

姥杉 (乳母杉)

知内公園内にある推定樹齢700年以上とされる老杉で、根元近くに女性の乳房のようなコブが2つあります。「乳不足で苦しむ母親を助けたい」と遺言して亡くなった玉之江という雷公神社の開祖了徳院重一の妻を葬った場所に植えられたと伝わっています。 乳不足に悩む母親が洗った米を姥杉にお供えして授乳を祈願し、その米を持ち帰ってお粥にして食すと母乳が出ました。この逸話により「乳母杉(うばすぎ)」と呼ばれるようになり、授乳や安産の神様として地域住民に信仰されてきました。その信仰を表す行事として毎年1月17日に雷公神社で執り行われる、「十七夜請祭」(別名 おっぱい祭り)は、宮司以外は女性のみが参加できる珍しい祭りです。

名称 姥杉 (乳母杉)
ふりがな うばすぎ (うばすぎ)
住所 北海道上磯郡知内町元町131−8 (知内公園内)
営業時間 常時開放
定休日 無休
営業期間 通年開放
料金 無料
駐車場 知内公園の駐車場を利用(無料・駐車場から徒歩3分)
ホームページ http://www.town.shiriuchi.hokkaido.jp/kyoiku/shakai/kyodo/shisetsu/ubasugi.html(知内町役場HP)
お問い合わせ先 知内町役場 教育委員会社会教育課社会教育係 TEL 01392-5-6855

※本ページ記載の情報は取材時点のものです。

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