旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『奥尻島津波館』 悲劇を決して忘れず語り継ぐ

『奥尻島津波館』 悲劇を決して忘れず語り継ぐ

【訪問日2013/8/1】
奥尻は震災・復興をとげた島。震災当時の記憶は島民によっては、「辛すぎて、思い出したくもない」と言う人も。 しかし、災害の記憶と教訓、そして全国から寄せられた復興支援への感謝を後世に伝えるために建設されたこの施設で、実際に被災した方が当時の状況をガイドしてくれます。 この日ガイドをしてくれた女性は、その日、家で寝ていたそう、突然地面からドドドッというすごい音が・・・地震とは思えないくらいの揺れで目を覚まし、次に聞いた音はゴウォーッという音・・・津波が押し寄せる音だったそうです。 その時は聞いたこともない音で、ただただ恐怖に足がすくみ、逃げることもままならなかったそうです。そんなお話を聞きながら当時の写真を見て歩きます。そして映像で当時を知るミニシアターも。言葉にならない・・・ そんな経験から見事、復興宣言をした奥尻島のみなさんは本当にすごいとしか言いようがありません。 犠牲になった198名の方のご冥福をお祈りし、災害の教訓とさせていただく、奥尻島で必ず立ち寄りたい施設です。

紹介ページはこちら

Translate »