
- 津波の記憶を伝える展示の数々
- 奥尻島の最南端に位置する
- 震災当時の写真が並ぶ
- 古代から全国的な交易があったことが分かる丁字頭勾玉
確認できる高さだけでも約23.3mもの巨大な津波が奥尻島を襲ったのは、平成5年7月12日午後10時に発生した北海道南西沖地震によるものです。多くの人々が家と共に津波に流され、直後に発生した火災により、さらに被害は拡大しました。しかし、全国から寄せられた復興支援もあり、奥尻は再び立ち上がりました。その災害と感謝の記憶を後世にまで語り継ぐため、様々な展示や映像などで当時を体感できる施設が奥尻島津波館です。ただ展示品を見るだけでなく、実際に被害に遭った経験を持つ島民が館内をガイドしてくれるため、当時の様子がありありと伝わってきます。
館内では、津波だけでなく、奥尻の歴史に関する展示コーナーもあり、古墳時代に奥尻島へ伝わったとされる「丁字頭勾玉」(複製)など、大昔から奥尻が広大な交易ルートに含まれていたことを学ぶこともできます。
名称 | 奥尻島津波館 |
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ふりがな | おくしりとうつなみかん |
郵便番号 | 043-1521 |
住所 | 北海道奥尻郡奥尻町字青苗36 |
電話 | 01397-3-1811 |
営業時間 | 9:00~17:15(最終受付時間17:00) |
定休日 | 開館期間中は無休 |
営業期間 | 4月15日~11月15日 |
料金 | 大人500円(団体450円) 小中高生170円(団体150円) 団体は10名以上で1割引 (※料金は2014年5月時点) |
駐車場 | 有り(無料 大型バス可) |
アクセス | [車+フェリー(奥尻島まで)] 木古内駅から江差港まで車で約1時間32分(47.5km) + 江差港からフェリーで約2時間20分(61km) / せたな町からフェリーで約1時間35分(43km)(5月~9月のみ運航) [飛行機(奥尻島まで)] 函館空港から奥尻空港まで飛行機で約30分 [島内] フェリーターミナルから16.9km 車で約35分 / 町営バス青苗記念碑前停留所から徒歩約5分 |
ホームページ | http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001052.html (奥尻町役場HP) |
お問い合わせ先 | 奥尻島津波館事務所 / 冬期連絡先:奥尻町教育委員会事務局社会教育係 tel 01397-2-3890 fax 01397-2-3891 |
※本ページ記載の情報は取材時点のものです。
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