旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『松前城』は内部の資料館をじっくり見よう

『松前城』は内部の資料館をじっくり見よう

【訪問日2013/7/4】
松前町のシンボル「松前城」へ行ってきました。 この日は久保館長さんに案内して頂きました。今の松前城は昭和35年に復元した建物です。もともとの天守閣は昭和24年に火事で燃えてしまったんだけれども、松前町にはお城がなければ!という町の人たちの強い思いで復元したそうです。松前町にとってお城はとっても大切なんですね。 松前城復元時から資料館にしようと設計したので、外観は忠実に復元しましたが、中は展示しやすいように設計されていて、元はなかった地下も作ったそうです。地下は松前出身、書の師「金子鷗亭」先生の作品の展示、1階は松前藩・松前家の展示、2階が北前船、3階は幕末の展示がされています。1階で最も目を引くのは「松前屏風」の複製です。当時の様子が唯一わかる資料だそうです。なぜなら近江商人が、松前の様子を知るために描かせた物だから、屋号は全部正確なんだそうです。お店や家は変わったけれど、地形は今の松前ともさほど変わらないそうです。この屏風一枚から、松前歴史のいろんなことがわかります。 他にも、1点1点深い歴史がある品がたくさんあります。松前の深い歴史を探るなら、ここ松前城がお勧めです。

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