旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『温泉旅館 矢野』に泊まりました

『温泉旅館 矢野』に泊まりました

【訪問日2013/7/9】
松前一の老舗旅館「矢野旅館」に宿泊してきました。

さすが老舗旅館です。受付には「松前屏風」ロビーには松前藩ゆかりの骨董品、そして館内に飾ってある書のほとんどは「金子鷗亭」先生の物です。旅館全体がまるで郷土資料館のようです。今回は、若女将の杉本夏子さんが館内を案内してくれました。若女将は、松前に来た!と感じられるおもてなしを常に心がけているそうです。その思いが旅館の隅々から伝わってきます。

客室は全て違った内装になっています。改装する際に部屋ごとにそれぞれ違うデザイナーをつけ、お部屋によって全く違った雰囲気で休んでもらえるようにとの、おもてなしの心が一部屋一部屋に詰まっています。例えば、ある一室はダウンライトの枠に桜の木を使用し、松前を感じながら旅の疲れを癒せる工夫がとっても素敵です。全部のお部屋共通で嬉しいのは水道水が井戸水を汲み上げていることです。そのまま飲んでもいいし、お白湯にしたりお茶をいれても美味しいです。 そして、夜に疲れた体を癒やすなら、天然温泉です。露天風呂、サウナもあり、お肌もすべすべになります。地元の方は温泉に入って、井戸水を汲んで持ち帰る人も多いそうです。お水が良いと心も体も洗われますね。

温泉を楽しんだ後は夕食です。この日はマグロの刺身・タタキなどなど、松前のマグロをたっぷり堪能させて頂きました。心も体も癒される矢野旅館さんでした。

紹介ページはこちら

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