旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『江差山車会館』は細かいポイントまでよく見よう

『江差山車会館』は細かいポイントまでよく見よう

【訪問日2013/6/10】
江差には毎年8月9.10.11日の3日間、北海道最古と言われる伝統神事「姥髪大神宮渡御祭(うばがみだいじんぐうとぎょさい)」があります。この祭りを盛り上げるのが神輿3台に供奉する13台の山車。祭り期間以外でもこの山車を見ることが出来る江差山車会館に行ってきました。
中には豪華絢爛!大迫力の山車が2台も!?この日は「新栄山」と「聖武山」の2台が展示されていました。山車の豪華さに圧倒されつつ、まずは「姥神大神宮渡御祭」の紹介VTRを観ました。祭りにかける江差の方たちの熱い想い、仕事で町外に出ても、祭りのために退職して帰って来る人もいるほど熱が入っているそうです。展示されている山車は祭りの時よりも間近でじっくり見ることができるかもしれません。山車を飾る人形、水引からは豪華さだけではなく、江差町のみなさんが大切に守り続けてきた歴史が伝わってきます。実際に、山車は50年ごとに改築が必要で、その際にかかる1千万円程の経費は山車を誇りに思う各町内会で賄っているそうです。まさに江差町の宝ですね。

江差町のニシン漁の富み・賑わいを現代に伝える山車は、その存在だけで祭りの熱気、江差町の賑わいを伝えてくれます。山車会館は「山車」はもちろん、姥神大神宮のことを学ぶことができる施設です。

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