旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『江差かもめ島まつり』の勇姿を目にしました

『江差かもめ島まつり』の勇姿を目にしました

【訪問日:2013/7/7】
かもめ島祭りのメインイベント「瓶子岩しめ縄飾り」を見学してきました。 13時頃開始と聞いていたので時間通りかめめ島に到着すると、何も始まっておらずのんびりしています。時間を間違えたかと思ったら、まずはしめ縄をなう所から始めるのだそうです。見ると太さ1~2cmの縄を巻いた束がいくつも積み上げられており、この細い縄をより合わせて少しずつ太くし、最終的には大縄になるのだそうです。地元の漁師さんが力いっぱい縄をなうのを見物しながら、のんびり待ちましょう。 15時を過ぎた頃しめ縄が完成したら、ふんどし姿の漁師さん達が現れ、お祓いを受けた後、海中にある瓶子岩まで泳いで渡ります。ここからがメインのしめ縄飾りです。新しい縄を引っ張り上げてから、岩を一周させるように廻します。そして昨年に掛けた古くボロボロになった縄を蹴り落とし、新たな縄を適正位置に合わせて完了です。しめ縄が立派になり、全体の風景が締まったように感じられました。 最後に、瓶子岩のたもとまで引いてきた浮島の上で「松前神楽」が奏上されて行事は終了です。するとタイミング良く、江差町内を練り歩いていた「江差音頭千人パレード」がかもめ島に到着し、祭り全体を盛り上げます。 奇岩の上で繰り広げられる勇壮な神事、見応えのあるイベントでした。

紹介ページはこちら

Translate »