旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

道南鍋料理大集合!江差「なべまつり」で満腹!

訪問日:202325

道南の冬味覚を代表するグルメイベント「江差なべまつり」に行ってきました!

江差町は北海道の南西部に位置し、日本海を臨むまちです。江戸時代から明治時代にかけて北前船の寄港としてニシン漁で繫栄を誇り、北海道文化発祥の地といわれています。函館市から車で約1時間、北海道新幹線・道南いさりび鉄道木古内町駅から函館バスで約90分、交通の良い所です。

開催時間より15分早く会場の江差町文化会館につきました。新型コロナウイルス感染症の影響により開催が見送られ、3年ふりに開催されたなべまつり!! 江差町内外の11店舗が出店し、ニシンの三平汁やゴッコ汁など道南の郷土鍋はもちろん、マルゲリータ風海鮮トマト鍋やシューマイカレー鍋など創造料理も一度に堪能!

「江差なべまつり」。朝から多くの人で賑わっています。

イベント本部で共通鍋券を購入しました(前売り券は販売なし)。1セット1000円で鍋2杯分を味わえるほか、100%当たる抽選会も参加可能!景品が無くなり次第終了ということで、早速やってみました。なんと!大好物の「松前漬」が当たりました!! 嬉しい~~~!!

▲地元の特産品が当たるお楽しみ抽選会

抽選会で「松前漬」が当たりました!

イベント会場に入ってみたら、鍋料理もサイドメニューも種類が多く、どれが良いのか、迷っていました。地元の方からおすすめで一杯目は「黒毛和牛のビーフシチュー」にしました。和牛の旨味を存分に楽しめるように大きめにカットした肉が入り、食べ応えが抜群です!芳醇な香りのシチューソースでじっくり煮込んだとろける野菜も素材感が残され、おいしかったです。

居酒屋和がや(乙部町)の自信作「黒毛和牛のビーフシチュー」

二杯目は江差の郷土鍋「こうれん鍋」。「こうれん」は、古くから江差地方の農家に伝わる郷土菓子です。もち米の品種「くどうもち」を練って一枚一枚丁寧に手づくりするというこだわりがあるので、お米の美味しさを自然に生かした豊かな風味が特徴です。揚げこうれんを野菜がたっぷりと使われている汁に載せることで、江差の「こうれん鍋」となっています。野菜の甘みとお米の風味が詰まった香ばしさ、豊富な食感で箸が止まりません。

えさし水土里の会のお母さんたちが作った「こうれん鍋」

そして、三杯目!「クジラ汁」を頂きました。「クジラ汁」は、道南地域の正月の定番料理として長い間に地元の方に愛されています。昔ニシン漁が盛んに行われた時代、クジラは“ニシンを岸に追い込んでくれる”縁起の良い動物として崇められていたそうです。また、クジラはタンパク質の源となり、厳しい冬を乗り切るための貴重な食材として扱われていました。「クジラ汁」で使われるのが塩蔵した塩クジラ。黒い皮と白い脂身をバランス良く薄切りにし、豆腐や大根、椎茸、ねぎなどの野菜と合わせて醬油で煮込むのが主流です。初めてクジラ汁をいただくということで、クジラの食感に先ず驚きました!クジラの赤身とだいぶ違って、こりこりとした食感でした。不思議!

▲江差の名店手打ちそば和味の「クジラ汁」

ちょっとお腹を落ち着けて…

▲カフェ・ルピナスの「ゴッコ汁」。ゴッコの卵も入っているので、魚介の旨味が存分に味わえました。

▲ダイニング居酒屋 優の「海鮮なべ」。海老、ホタテ、イカ…海の幸をギュット凝縮の一杯。

▲来場者の投稿でN-1(ナベワン)を決めました。優勝を果たした上ノ国町の居酒屋美里の「牛すじの黒胡椒煮込み」。牛すじがトロトロ、黒胡椒がアクセントになり、コクのある、しっかり味の一品です。

▲クレープもおいしかった!

ステージイベントとじゃがいも詰め放題や子供向けの遊びなど多彩な体験イベントも開催!

▲江差町出身の歌手が熱唱中。

朝から長い行列ができていた大人気のじゃがいも詰め放題1100円で「メークイン」が詰め放題できるなんで、お得すぎます!

▲たっくさんいただきました!

友人と一緒に鍋料理を全制覇すると思いきや、どの鍋も具がたくさん入っているので、結局全制覇出来ませんでした。また来年にでも挑戦~

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