旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『観光バス 冬の松前号』に試乗しました (後編)

2017年2月の日曜日に計4回催行される日帰りバスツアー『観光バス 旬感・千年北海道 冬の松前号』の事前テストツアーに同乗できたので、その様子をお知らせします。

前編はこちら

ところが盛り沢山な内容で、ページが長くなり過ぎてしまうので前後編に2分割しました。こちらは後編となります。

前編では函館駅前→木古内駅前→松前町→福島町と巡り、福島町を後にしたところでこのページに引き継がれました。

△福島町に続いて訪れたのは、お隣り知内町の『かき小屋 知内番屋』です。ここは2016年1月にオープンした「知内カキ」の専門店です。大型だけど肉厚で身が締まった知内カキを豪快に網焼きできる数少ない飲食店ということで話題になりました。

△ここ『かき小屋 知内番屋』では「ちょい食べ」メニューとして、知内カキを網焼きできるのです。一人あたり2個ずつのカキが網の上に置かれます。

△カキ焼きだけかと思っていたら、スープも出てきました。こちらも知内町の特産品であるニラのスープです。食欲を誘う香りと後味です。

△店員さんが言うには、生でも食べられる鮮度だから、じっくり焼いてもよし、全然焼かなくてもよし、なんだそうです。それぞれのお好みですね。

さらに、レモン水やポン酢などをかけてもよし、何も付けずに濃厚な潮味を楽しんでもよし、という具合です。

△それにしてもメニューが充実しましたね。去年のオープン後に同店へ訪れたことがあるのですが、はるかにメニュー数が増えています。この写真の他にも若鶏ザンギ定食や海鮮ナポリタンなど、メインの知内ガキ以外のも数多くありました。

△店内にカキの殻がたくさん陳列されていました。何かと思って見ると「ご自由にお持ち帰り下さい。畑の肥やしになります。」となっていました。早速持ち帰っている参加者さんもいましたよ。

△次の訪れたのは、本ツアー最後の目的地である木古内町。国道沿いに建つ大きな鳥居の所で地元ガイドさんが待っていてくれました。

黒い石碑の前に立つお二人がそのガイドさんですが、それにしても右側の大きな男性の薄着っぷりはどうなんでしょうね。ご本人によると「気合が入っているから平気!」なんだそうです。

このプログラムは、木古内町で180年以上も続く伝統神事の「寒中みそぎ祭り」を追体験する『木古内みそぎまち歩き』です。木古内町観光協会の藤谷さん(左側)と、寒中みそぎ祭り経験者の工藤さん(右側の薄着の人)のお二人が担当してくれました。

△まずは「寒中みそぎ祭り」の説明からです。ですが薄着が気になって仕方ありません。

とは言え、祭りの由来や、「水ごり」を務める「行修者(ぎょうしゅうしゃ)」が守るべき掟などを、きちんと解説してくれました。

△説明が一通り終わった所で、「説明だけでも何ですから、どなたかに実際に水ごりを体験していただきましょう。大丈夫、濡れないようにしますから。」という提案がありました。

さすがに雪が降り続くかなりの寒さです。皆が尻込みする中で、外国人さんが立候補してくれました。伝統を通じた国際交流、いいですねえ。

工藤さんが「行くぞー!」と掛け声を出し、それに応じて参加者達が「オー!」と応じたタイミングで「バシャっ!」と水が掛けられました。

△ガイドさんから「せっかくだから、もうお一人様どうです?」と再びお誘いがあり、別の男性が立候補してくれました。

前回と同様に皆で掛け声を出して、勢い良く水が掛けられます。

毎年1月に開催される本番のお祭りでは、この水ごりを裸で、しかも1/13から1/15まで昼夜を問わずに続けるのだから尋常ではありません。どうりで行修者を経験したことのあるガイドの工藤さんが、気合が入っていると言うわけです。

△水ごり体験が終わったら、歩いて近所のお店屋さんに向かいました。木古内町で最も長く続いている和菓子店の『末廣庵』です。

△店内では店主の竹田さんから、北海道では珍しい老舗の成り立ちについて解説してくれます。それに続いて、このお店を代表する銘菓の「孝行餅」の試食が振る舞われました。「ちょい食べ」メニューですね。

どこか昔懐かしい味のくるみが入ったゆべし餅です。竹田さんによると「昔っから変わらぬ製法で作り続けています。」なんだそうです。

△続いて「東出酒店」に入りました。お酒の小売店です。

△店主の東出さんから、木古内町内だけで作られているお米を使った、木古内町内だけで販売している地酒の「みそぎの舞」について、その歴史やこだわりについて解説がありました。

△先程の末廣庵さんでの和菓子試食に引き続き、こちらの東出酒店さんでも「みそぎの舞」の試飲サービスが。「ちょい飲み」メニューですね。

こうして車の運転を気にせずお酒を口にできるのがバスツアーの醍醐味でしょう。

△「木古内みそぎまち歩き」の最後に、新設成った新幹線木古内駅のことを説明してお終いです。

あちこち立ち寄ってだいぶ歩いたように思えますが、実はスタート地点の鳥居があった浜(みそぎ浜)から駅前まで、わずか500m程でした。

△こちらがバスツアー『冬の松前号』で最後の立ち寄りスポットとなる『道の駅 みそぎの郷 きこない』です。

実は、ひとつ前の写真、新幹線木古内駅を眺めていた所の背後にはこの道の駅があります。駅前の道の駅なんです。珍しい立地ですね。

△『道の駅 みそぎの郷 きこない』の中にあるレストラン『どうなんde's Ocuda Spirits』で夕食です。

先程の新幹線木古内駅の夜景を横目に眺めつつの食事となりました。

△メニューはトマトソースのパスタと、サラダ、スープ、塩パンでした。

食事が終わると、18時頃にバスが出発するまで少し時間がありました。道の駅でお買い物する人は最後のチャンスです。

そして、18:49に新幹線木古内駅を出るはやぶさ38号東京行きに乗車する参加者とはここでお別れとなります。

これで全てのプログラムが終わり、バスは一路函館駅前へ向かい、そこで解散となります。

 

いかがでしたでしょうか。『冬の江差号』に引き続き、こちらの松前号も前後編と長くなってしまいました。ですが、それもプログラムが盛りだくさんだから仕方ありません。それも4,800円という非常にお得な料金設定となっています。

このツアーは2月の日曜日に計4回催行されます。

お申し込みはまだ間に合うそうですので、お早めにツインクルプラザ (TEL:011-219-5489)へご予約をどうぞ

ツアー全体の概要紹介ページはこちら