旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『江差旅庭 群来』の徹底したこだわりとは

『江差旅庭 群来』の徹底したこだわりとは

【訪問日:2013/3/5】
約束の時間に遅れて駐車場に着くと、宿のスタッフがにこやかにお出迎えしてくれました。3月とは言え、そこは北海道。寒空の下でずっと待っていてくれたのでしょうか。宿の玄関は外からは見えないようになっていて、中に入るとまさに”隠れ家”的な雰囲気が漂い、外界の喧騒からは完全に隔離されます。それでいて客室からは江差の港や景勝地の”かもめ島”が見えるという不思議な作りの建物です。最初に出される飲み物からは良い香りがします。直営農場で育てたペパーミントなどが入っているそうです。食材もほとんどが直営農場からで、塩コショウのみで味わえる羊肉や、独自に調合したエサで臭いのしない環境で育てた地鶏、有機肥料で栽培した野菜類などがメニューに並びます。不足する食材は宿から半径25km以内から調達するなど、地産地消のこだわりは徹底しています。食堂も一般的な旅館にありがちな広間ではなく、各自が落ち着いて食事できる個室形式になっています。落ち着いた空間作りは客室でも発揮され、全客室に源泉掛け流しの風呂があり、ゆったりと温泉につかることができます。

社長の棚田氏は、高額な旅行費用をかけてわざわざ江差まで来てくれるお客様に対して、江差ならではのおもてなしと感動を提供できるよう常に挑戦し続けています。その取り組みの一つが直営農場の「拓美ファーム」です。宿から車で10分間ほどに位置し、社長と奥様が文字通り手作りの農場を運営されており、宿泊客も見学することができます。朝食に出される卵を産む鶏や、お客様に提供する分だけの少量の野菜を丁寧に栽培している様子にみなさん感動されるそうです。農場に生えている木一本をとっても、ドングリから育てるこだわりぶりです。栗の植樹体験も行なっており、桃栗3年と言われる通り、3年後に再訪して自分が植えた栗拾いをするのも貴重な体験ですよね。

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