旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

『味処 夷王亭』で山盛り天丼

『味処 夷王亭』で山盛り天丼

【訪問日2014/12/22】
お昼時にお邪魔しました。上ノ国町の中心街にあってアクセスが良く、近所に町役場などがあるためか、座テーブル3つ・テーブル1つ・カウンターの店内は賑わっているようです。メニューは定食系と居酒屋系の2つありました。店内のパネルに砂原産のホタテやイワシが記載されていたので、居酒屋メニューを開きたいところでしたが、お昼時なのでぐっと我慢。定食メニューから若亭主にお勧めをズバリ聞いてみると、「それなら天丼がいいですよ。」と自信たっぷりのお返事が。上ノ国で揚がった海鮮と、これまた上ノ国産の野菜やお米をまとめて味わえる上に、天丼はこの地域ではどちらかと言えば珍しいメニューなんだそうです。

程なくして出てきた天丼は山盛りでした。「一応フタはありますが、閉じることができないので使ってません(笑)」と亭主。サクサク感の強い衣に濃い目のタレが良く絡み、あっという間に食べ切ってしまいました。今回は注文しなかったもののメニューにあった夷王亭定食について聞いてみると、刺身と天ぷらの盛り合わせがメインとのこと。新鮮な海鮮を味わうにはこちらも頼んでみたいですね。

食後も亭主とお話ししていると、宅配便でスチロールの箱が届きました。中には新鮮そうなスケソウダラがいっぱい。奥さんの実家が噴火湾沿いで漁師を営んでおり、獲れたばかりの魚やホタテなどを直ぐに送ってくれるんだそうです。日本海沿いの上ノ国と噴火湾沿いの2つの海の産物を一度に楽しめるなんて贅沢ですね。居酒屋営業の時に改めて来て、じっくりと味わってみたくなりました。

 また、亭主は修業先から帰って来た後、上ノ国のまちおこしに関心を持ち、仲間と共にまちおこしグループを立ち上げ、様々な活動をされているそうです。その一環として、2014年10月に開催された上ノ国の史跡を巡るツアーでは、中世の資料を基に当時を再現した料理を提供したそうです。夷王亭facebookeページの2014年10月5日の投稿で、その様子が紹介されています。「北海道発祥の地」をうたう上ノ国のルーツを、史跡巡りの視覚だけでなく味覚でも楽しむ。私も体験してみたいものです。

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