旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

ちちかみ餅

ちちかみ餅

知内町の地場産品である「越冬カボチャ」と「トマト」のペーストを薄皮餅で包んだ菓子。カボチャは冬を越すことで糖度を増していて、主な素材が野菜の菓子とは思えない甘さを誇ります。冷凍状態で販売されており、通常は自然解凍後の柔らかい状態で召し上がりますが、半解凍だとアイスのような食感を楽しむこともできます。

知内産のカボチャを使ったきっかけは、新聞に掲載されたエッセイ。エッセイの著者が千葉県在住の両親と共に北海道旅行中、道の駅しりうちでカボチャを買ったところ、両親がその美味しさに喜び、「あんなにおいしいカボチャは初めて」と嬉しそうに話していたそうです。道の駅の運営会社がこのエッセイに着目し、今まで特に目立つ産物ではなかったカボチャを原料にした商品を開発することになりました。

尚、「ちちかみ」と言うネーミングの由来は、知内町に800年前から伝わる「姥杉」にまつわる伝説にちなんでいます。

参考ページ:姥杉

商品は「道の駅しりうち」や、知内町内の温泉施設「こもれび温泉」などで販売されています。

名称 ちちかみ餅
ふりがな ちちかみもち
お問い合わせ先 道の駅しりうち(施設運営・製品販売:株式会社スリーエス) TEL:01392-6-2270
備考 保存方法:要冷凍

※本ページ記載の情報は取材時点のものです。

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