旬感・千年北海道

青函トンネルを抜けて広がる、北の9都な物語

巨大コロッケに仰天!あっさぶふるさと夏まつりでギネス世界記録更新!

, …

「訪問記:2022.07.23」

ギネス世界記録に認定された「世界最大のコロッケ」はどこが持っているか、皆さんご存知でしょうか。

ヨーロッパ発祥と言われているコロッケは、これまでのギネス世界記録がオランダで作られた225.8キロでしたが、2022年7月23日に新記録は北海道厚沢部町で誕生しました!

函館市から車で約1時30分の厚沢部町は、ジャガイモのブランド「メークイン」発祥の地として知られています。毎年町の夏まつりの目玉イベントは、ジャンボコロッケ作り!直径2メートルを越えるコロッケが大型クレーン車と巨大フライパンを使って、目の前で揚げられます。出来上がったコロッケは会場で切り分け、誰でも無料でご試食いただけます!

こういうジャンボコロッケ作りの実績を持っている厚沢部町は、今年のふるさと夏まつりで「世界最大のコロッケ」のギネス記録に初めて挑戦することを聞いて、早速会場の厚沢部町役場前へ向かっていきました。

まつり開始する前に到着。巨大コロッケ作りに向けた準備作業はもう始まりました。

10時からイベントステージで厚沢部町イメージキャラクター「おらいもファミリー」による挨拶や認定こども園はぜるの園児による応援ダンスなどを行っていました。可愛いキャラクターと子供たちの笑顔に癒され、会場から大きな拍手が送られました。

ステージで登場した「おらいもファミリー」。左から:パパの「おらいも君」、ママの「さつきさん」、娘の「ポテコちゃん」、息子の「はぜる君」。

コロッケ成形を待っている間、屋台コーナーに多くの人が集まっていて、賑やかな雰囲気でした。

▲焼き鳥1本100円。焼き立て熱々が美味しい!田舎ならではのお値段:大きい手羽先1本100円、いなり寿司1パック200円…

地産メークインやアスパラも格安価格で販売。

11頃にコロッケ成形開始。まずコロッケのネタの形を整えて、溶き卵や衣をつけたうえで、クレーンで吊り上げられ、最後に約1100リットル・180度の油の中に入れて10分ほど揚げるということです。安全と衛生の考慮で全ての作業がビニールハウスの中で行っていました。関係者と少数取材者以外は中に入ることが出来ません。

厚沢部産のメークインに挽き肉、玉ねぎを混ぜた約250キロのネタに溶き卵200個分をつけています。▲直径約2.5メートルの円盤状に成形、クレーンで吊り上げます。

▲コロッケが直径3メートルを超える特製鍋で目の前で揚げる姿は圧巻!

▲コロッケ内部の温度を確認しています。

▲ジャンボコロッケが出来上がりました!想像より大きい!焼き色も綺麗!

 

世界記録の認定には巨大コロッケを完食ことが一つの条件なので、約1300人分を切り分けて来場の皆さんが一緒に召し上がっていました。

▲コロッケ配布場所前に長い行列ができています。

▲頂いたコロッケ(1人前)。普通のコロッケの3~4倍ぐらい!甘くてしっとりしたメークインはまさに絶品!

▲会場の皆さんは美味しくいただきました。

 

14時頃、今回作った279キロのジャンボコロッケが完食し、公式認定員にてギネス世界記録「最大のコロッケ」に認定されました!

北海道独特な夏の風物詩・厚沢部町のジャンボコロッケ、来年はどのくらいの大きさになるかなぁ…楽しみにしています!

Translate »