【訪問日2013/12/3】
知る人ぞ知る、幻の名店へ行ってきました。国道229号線沿いの乙部町役場向かいに建つ民家の窓にそっと貼られた「ラーメン」の張り紙。ここが噂の名店、と思いきや、入り口は裏手!?本当に隠れた名店です!店内はお昼時一瞬で満席になってしまう造りなので、早い者勝ちです。メニューは豚骨ラーメン「普通」「ちょい大盛り」「大盛り」のみ。一点勝負です(サイドメニューに豚丼があります)。
豚骨と言えば、濃い~スープを連想しますが、ここの豚骨はまろやかだけど臭みがなく、脂の浮きがない白く美しいスープです。味もコクがあり、さらりとした喉ごし。このスープの秘密は、骨の脊髄の部分だけをじっくりことこと煮込むことで、骨の周りに付いている脂を一切入れないから、豚骨なのに脂が浮かないそうです。骨の中心部の旨味だけをスープにしているから、旨味があってもさっぱりとした豚骨スープに仕上がっているんですね。このスープを作るご主人は、味を認められ、東京で腕を振るっていたそうです。その当時は、有名な某女子アナ出身参議院議員さんも食べに来たそう。ご主人は体力的に、そろそろゆっくり過ごそうと思い、地元に帰って来たそう。ところが、ご主人が乙部に帰って来たと知った乙部町の皆さんから、お店を再開してほしいと、たくさんの声が上がり、自宅を一部改造してお店を再開したそうです。乙部の皆さんが再開を望んだ理由は、このラーメンを食べれば納得です。
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